千両について

このページでは山川農園で栽培している千両の種類

そして、お花屋さんからも問い合わせの多い等級などについて紹介します。

千両の種類

千両(赤実)

一般的な赤い実をつけている種類。当農園では一番、出荷量の多い千両です。普通に千両というと、この種類になります。

一見、同じ実の色に見えますが、千両農家によって、異なる品種を栽培していることもあります。よく比較すると、葉の大きさ、実の付き方、生育の時期(早生や晩生など)が異なっていますが、あまり品種名での市場流通はしていないことが多いです。

千両(黄実)

黄色い実をつける千両です。当農園では千両(黄実)という名前で出荷しています。

 

こちらも赤実と同様に、生産地により栽培している品種が異なり、実の色も異なることが多いです。

赤実に比べ、出荷量は少ないです。

千両〝紅たてやま“

山川農園オリジナルの『紅(くれない)たてやま』です。

当農園で独自に作出した品種で、従来の赤実と比べて、華やかでつやつやとした紅色が特徴です。茎の色も異なります。生産面での性質が晩生であるため、実の色は12月に入ってから色づいてきます。

 

こちらの品種は平成19年3月に種苗登録を山川農園で行っています。品種登録番号第15379号(無断増殖禁止商品 JFIロイヤリティ)

 

 

 

赤実と紅たてやまの違い

赤い茎が『紅たてやま』のもの。グリーンの茎が赤実のものです。

千両の等級について

鎌(かま)   

 

千両は植えてから3年目で初めて収穫が出来ます。それからずっと植え続けます。当農園では、30年クラスのものもあります。

そして初めて、収穫する株の千両を『鎌』と称し、出荷する時にも表示します。

鎌の特徴は、節の間が狭く、水揚げが良いことです。

 

初盛り(しょざかり) 

鎌の次の年は、『初盛り(しょざかり)』といい、4年目の株を収穫したものです。

 

 

その他

以前は、畑の名前(千両農家の圃場は一か所だけでなく、いくつかにわかれていることがほとんどです。)を出荷時に表示していましたが、今は当農園では行っていません。生産地によっては、今でも表示していることもあります。